女性から見ても、性格が良い美人で、男性からのアプローチもあるにもかかわらず、結婚せず売れ残ってしまっている人っていますよね。
なぜ、性格の良い美人が結婚できないのか?
それは性格が良い美人の私には、もっと素敵な男性と結婚できるはずだと勘違いしているからです。
それではどうして勘違いするようになってしまったのでしょうか?
それは、テクノロジーの進化による「スマホの普及」と、人間の「老化」が大きく影響しています。
それぞれ詳しく説明していきたいと思います。
男女ともに生涯未婚率が上昇していることは、少子化につながり、大きな社会問題になっています。
仮に、結婚適齢期の男性10人と女性10人がいて、人気の順に、男性1位~10位、女性1位~10位と割り振ったとします。
農業社会では、
男性1位と女性1位
男性2位と女性2位
男性3位と女性3位
男性4位と女性4位
男性5位と女性5位
男性6位と女性6位
男性7位と女性7位
男性8位と女性8位
男性9位と女性9位
が交際して、結婚していました。男性10位と女性10位は結婚しませんでした。(その時代は、生涯未婚率が10%以下でした)
ところが、スマホが普及することによって、どこでも、いつでも、いろいろな異性とコミュニケーションすることができるようになりました。
そうすると、
男性1位と女性1位・女性2位・女性3位
男性2位と女性4位・女性5位
男性3位と女性6位
男性4位と女性7位
男性5位と女性8位
男性6位と女性9位
が交際していたとします。
ここで問題です。このルールですと、何人の男性と女性が結婚できないでしょうか?
答え
男性1位と女性1位
男性2位と女性4位
男性3位と女性6位
男性4位と女性7位
男性5位と女性8位
男性6位と女性9位
が結婚します。
そうすると、男性7位~10位、女性2位、女性3位、女性5位、女性10位の合計8人の男女が結婚しないことになります。
男性の生涯未婚率が23%、女性の生涯未婚率が14%と異なりますが、差がつくのはなぜでしょうか?
男性1人と女性1人であれば、重婚は認められないため、生涯未婚率が一致するはずです。
それは、男性が何度も結婚する傾向があるからです。
バツイチの男性がバツゼロの女性と結婚するからです。
上記の概念でいえば、男性1位女性1位が離婚して、男性1位と女性2位が結婚して、女性1位は再婚しないからです。
2位と3位の女性は、自分のことは1位の男性と釣り合う1位の女性と勘違いしています。
交際しているのですから、そう思うのも当然でしょう。
スマホがあることにより、同時進行で1位の男性は1位~3位の女性とラインでコミュニケーションでき、スマホが2位、3位を生み出しているともいえます。
1位の男性と1位~3位の女性と交際しているというのは、必ずしも同時進行に三股していていて、1位の男性が女性をもてあそんでいるということではなく、時間差で交際しているなども含めた概念的な意味合いになります。
恋愛の自由化により、1位2位の男性に女性は集中し、7位以下の男性は、交際相手の女性がおらず、モテ格差が広がっています。
結婚しない、できない男女が増えているということは、事実上、情報社会では、一夫一妻制は崩壊しつつあるといえます。
高校や大学に入学すると、クラスの中では、イケメン男子と美人女子から付き合い始めたことでしょうが、それはなぜでしょうか?
女性の1位から10位全員は、男性1位と付き合いたいのですが、まず男性1位は女性1位と付き合い始めます。
次に、女性の2位から10位は男性2位と付き合いたいのですが、男性2位は女性2位と付き合い始めます。
その次は、男性3位と女性3位、その次は男性4位と女性4位と徐々に付き合い始めます。
このようにして、クラス内の恋愛市場において偏差値が高い男子と女子が付き合い始めて、徐々に偏差値が普通や低い男女も付き合うようになるのです。
クラスの恋愛市場と同じように、結婚市場も偏差値の高い人から結婚していきます。
もちろん、働きがいがあり、早くに結婚したくないという人や、若いうちは恋愛市場で楽しく生きていきたいという人も多くいますので、一概にはいえませんが、日本人の平均初婚年齢が30才とすると、20代で結婚する人は早い方、30代で結婚するのは遅い方といえます。
上記は理論上の話で、実際には、10人しか男女がいないというわけではなく、港区などでは毎晩数十人単位のパーティーを開催されており、結婚市場では熾烈な闘いが繰り広げられています。
20代30代の年収600万円以上の男性と、20代の若くて可愛い女性であることが参加条件になっていて、25才結婚市場の偏差値でいえば、おおよそ55以上の男女が参加しているでしょう。
婚活もクラスター化していて、このイベントは結婚市場の偏差値55以上とか、この婚活パーティーは結婚市場の偏差値43から51など、年収や年齢の条件により設定されています。
自分は結婚偏差値の高いイベントしかいかないと決意して、結婚偏差値の低い女性が入り込むと、誰からも話しかけられないという悲劇が起こります。
農業社会の村で生まれた外見偏差値73(上位1%)のアイドル級の美女は、特に疑問を持つことなく村一番の庄屋の息子と結婚していましたが、情報社会では、上京して東京の年収偏差値の高い、会社経営者や大企業の社員の男性と交際するようになります。
女性の顔と男性の金の交換といえるかもしれません。
自分の外見偏差値が釣り合う年収偏差値73(上位1%)の一流の会社経営者の男性と交際していたものの、結婚せず年齢を重ねると、美貌も落ちてきますから、経営者から捨てられてしまうかもしれません。
男性も美女の遺伝子が好きなわけでなく、若い美女の外見が好きなだけです。
「足るを知る」という言葉がありますが、男性も女性も年収に比例して幸せになれるわけではなく、世帯年収1500万円以上になっても幸福感は上がらないというデータもあります。
必ずしも、美人に生まれてきたら、人生幸せに生きていけるわけではありません。
「美人は3日で飽きる」という言葉があります。実際には、3日で飽きるわけではありませんが、恋をすると、アドレナリン、ノルアドレナリン、ドーパミンなどの「快感」を感じる脳内物質が出ます。
しかし、「快感」を感じる脳内物質は、時間と共に徐々に低下していきます。
3日で飽きるというのは、それらの脳内物質が低下してきて、出なくなった状態のことを昔の人はそのように表現したのでしょう。
これは男性でも女性でも同じで、美人だけでなくイケメンも同じように飽きます。
恋による脳内物質が減ってきても、その後、時間と共に絆が芽生えてきて、オキシトシンやバソプレッシンなどの「愛情」を感じる脳内物質が出ます。
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交際して数ヶ月で別れてしまうのは、恋をしていると分泌される「快感」を感じる脳内物質が減ってくるタイミングに、「愛情」を感じる脳内物質にうまく置き換えができなかったといえます。
「老化」は誰しもが避けて通ることができませんが、年齢と共に落ちてきます。
女性の中には信じられないと思う人いるかもしれませんが、女性であれば、20才7位=25才5位=30才3位=35才1位くらいの違いがあります。
女性の外見を数値で表すと、医学的な老化により、年齢と共に急速に低下します。そのカーブは男性よりも急になります。
20才で交際していた男性よりも、30才で交際していた男性の結婚偏差値は、20才7位=30才3位ですから、かなりの落差があります。
偏差値の高い男性は、若い女性に目が向いてしまい、今までだったら交際できてきたレベルの男性と交際できなくなります。
その点も、「性格が良い美人」が結婚できない、あえて結婚しない理由になります。
1度、偏差値の高い男性を知ってしまうと、偏差値の低い男性のことは相手にしたくなくなるのは、私もわからなくはありません。
「いい男がいない」と嘆いている女子は、目が肥えてしまっているのです。
根本的な原因は、老化のせいであり、女性自身が悪いわけではありません。
ただ、現実と向き合わず可能性が低い男性をターゲットに、貴重な時間を浪費するよりも、現実と向き合い可能性が高い男性をターゲットに結婚に向けたデートや交際をすることが幸せな結婚につながります。
インスタグラムとツイッターなどのSNSの存在が結婚しないことに拍車をかけています。
SNSを通して、女性の友達や知人の生活を垣間見ることができます。
人間は社会的動物ですから、当然、交際相手や結婚相手との生活がキラキラしていたら、それが基準となってしまい、基準以下の結婚偏差値の男性とは交際ましてや結婚したくないということになります。
男性5位と女性8位、男性6位と女性9位の男女が決して不幸せな家庭を築いているわけではなく、幸せな家庭を築いています。
最低限の稼ぎは必要ですが、お金や顔は幸せな家庭にはあまり影響せず、お互いの性格の相性が最も影響を与えます。
とはいっても、女性の中には外見を磨いて素敵な男性と結婚したという人もいるでしょう。
上記のように若く見えること、若返りには価値があります。外見偏差値において年齢の要素は大きいです。
私は今まで若返りの美容整形を受けたことはありませんが、同年代の友達でもメスを使わない若返り処置をしたら、5才くらいは若く見えるようになります。
若く見える化粧も大事ですが、若返りの処置をしてワンランク上の相手と婚活したいなら、美容皮膚科へ行かれることをおすすめします。
メスを使う美容外科手術でなくとも、若返り処置で、外見偏差値が5くらい上がることもあります。
もし、私が30代の婚活女子なら、メスを使わない若返り処置をします。
また、少なくとも結婚するまでは男性にバレないように気をつけてください。
プチ整形だったとしても、多くの男性は詳しくないので、「本当の顔はどうなんだろう?もしかしたら、元々はブサイクなんじゃないか。俺は騙されているのかもしれない…」などと疑念を持ちます。
もし、診察券を見られたら、脱毛が安いから通っているといいましょう。
あなたがもし結婚願望がある35才くらいの性格が良い美人で、結婚偏差値が女性2位=58や女性3位=55であれば、男性1位=63ではなく、男性2位=58や男性3位=55など、ワンランク下の男性がおすすめです。
今まで交際していた男性と比べると、外見や年収は少し落ちるかもしれませんが、すぐに足切りせずに、1度デートしてみてください。同じ時間を過ごしていると、男性の性格がわかるようになってきます。
結婚で1番大事なのは、外見や年収ではなく、性格です。デートしただけでは、外見や年収はわかっても、性格が完全にわかるわけではありませんが、一緒にいるにつれて徐々に性格が合うことに気づくかもしれません。
3. 親から財産を